📅 【2026年11月2日〜6日】週間経済指標カレンダー

economic-calendar-2026-11-02-06

今週は豪準備銀行(RBA)・イングランド銀行(BOE)の政策金利発表、米ADP雇用統計・ISM非製造業景況指数、そして米雇用統計と、各国の金融政策や米国の雇用情勢に注目が集まる1週間です。

月曜は米ISM製造業景況指数が発表され、米国の製造業の景況感を確認します。火曜には日本市場が祝日で休場となるなか、豪準備銀行(RBA)の政策金利発表が予定されています。

水曜は米ADP雇用統計とISM非製造業景況指数が発表されます。米国の雇用とサービス業の動向を確認する重要な機会となりそうです。

そして木曜にはイングランド銀行(BOE)の政策金利発表、金曜には米国の非農業部門雇用者数・失業率・平均時給が発表されます。

今週は、各国の金融政策と米国の雇用情勢がどう評価されるかが、為替相場の方向性を左右するポイントとなりそうです。


🗓 11/2(月)

09:30 🇦🇺 豪 9月住宅建設許可件数(前月比、予想 +2.0% 前回 −6.1%)

10:45 🇨🇳 中国 10月RatingDog製造業PMI(予想 52.0 前回 52.1)

16:00 🇩🇪 独 9月小売売上高(前月比、予想 +0.4% 前回 +1.3%)

16:00 🇩🇪 独 9月小売売上高(前年同月比、予想 −0.2% 前回 −0.4%)

16:00 🇹🇷 トルコ 10月製造業PMI(前回 47.9)

16:30 🇨🇭 スイス 9月実質小売売上高(前年同月比、前回 +3.2%)

17:30 🇨🇭 スイス 10月製造業PMI(予想 55.4 前回 55.3)

17:50 🇫🇷 仏 10月製造業PMI(改定値、予想 49.3 前回 49.3)

17:55 🇩🇪 独 10月製造業PMI(改定値、予想 54.2 前回 54.2)

18:00 🇪🇺 ユーロ圏 10月製造業PMI(改定値、予想 52.4 前回 52.4)

18:30 🇬🇧 英 10月製造業PMI(改定値、予想 52.8 前回 52.8)

23:45 🇺🇸 米 10月製造業PMI(改定値、予想 56.0 前回 56.0)

24:00 🇺🇸 米 10月ISM製造業景況指数(予想 54.6 前回 54.5)

24:00 🇺🇸 米 9月建設支出(前月比、予想 +0.3% 前回 +0.9%)

週明けは欧州各国の製造業PMIに加え、米ISM製造業景況指数に注目です。

ISM製造業景況指数は、米国の製造業の景況感を示す重要指標です。50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気縮小の目安とされます。

今回は予想54.6、前回54.5と、引き続き拡大圏が見込まれています。予想を上回る結果となれば米景気の底堅さが意識され、ドル買いにつながる可能性があります。


🗓 11/3(火)

🇯🇵 日本 休場

06:45 🇳🇿 NZ 9月住宅建設許可件数(前月比、前回 +5.6%)

12:30 🇦🇺 豪準備銀行(RBA)政策金利発表(予想 4.85% 前回 4.60%)

16:00 🇹🇷 トルコ 10月消費者物価指数(CPI、前月比、予想 +2.42% 前回 +1.84%)

16:00 🇹🇷 トルコ 10月消費者物価指数(CPI、前年同月比、予想 +29.50% 前回 +29.73%)

16:30 🇨🇭 スイス 10月消費者物価指数(CPI、前月比、予想 0.0% 前回 0.0%)

17:30 🇭🇰 香港 7〜9月期GDP速報値(前期比、予想 +0.2% 前回 −0.6%)

17:30 🇭🇰 香港 7〜9月期GDP速報値(前年比、予想 +3.6% 前回 +4.3%)

24:00 🇺🇸 米 9月JOLTS求人件数(予想 710.0万件 前回 707.9万件)

24:00 🇺🇸 米 9月製造業新規受注(前月比、予想 +1.2% 前回 +0.1%)

24:00 🇲🇽 メキシコ 10月製造業PMI(前回 50.3)

この日は日本が祝日で休場となります。東京市場の取引が通常より薄くなる可能性があるため、値動きには注意したいところです。

最大の注目材料は、12時30分に発表される豪準備銀行(RBA)の政策金利です。予想は4.85%、前回は4.60%となっています。

政策金利の結果によって豪ドル相場が反応する可能性があります。発表内容だけでなく、今後の金融政策に対する市場の見方にも注目です。

また、米国ではJOLTS求人件数が発表されます。求人件数は米国の労働需要を確認する指標で、今週後半の雇用関連指標を前にチェックしておきたい材料です。


🗓 11/4(水)

06:45 🇳🇿 NZ 7〜9月期就業者数増減(前期比、予想 +0.4% 前回 +0.5%)

06:45 🇳🇿 NZ 7〜9月期就業者数増減(前年同期比、予想 +1.6% 前回 +1.2%)

06:45 🇳🇿 NZ 7〜9月期失業率(予想 5.5% 前回 5.6%)

08:50 🇯🇵 日本 10月マネタリーベース(前年同月比、前回 −15.2%)

10:45 🇨🇳 中国 10月RatingDogサービス部門PMI(予想 51.4 前回 51.6)

17:50 🇫🇷 仏 10月サービス部門PMI(改定値、予想 48.4 前回 48.4)

17:55 🇩🇪 独 10月サービス部門PMI(改定値、予想 51.7 前回 51.7)

18:00 🇪🇺 ユーロ圏 10月サービス部門PMI(改定値、予想 51.7 前回 51.7)

18:30 🇬🇧 英 10月サービス部門PMI(改定値、予想 53.1 前回 53.1)

19:00 🇪🇺 ユーロ圏 10月消費者物価指数(HICP、速報値、前年比)(予想 +3.9% 前回 +3.8%)

19:00 🇪🇺 ユーロ圏 10月コアHICP(速報値、前年比)(予想 +2.5% 前回 +2.5%)

21:00 🇺🇸 米 MBA住宅ローン申請指数(前週比、前回 +3.4%)

22:15 🇺🇸 米 10月ADP雇用統計(前月比)(予想 7.0万人 前回 9.0万人)

22:30 🇺🇸 米 9月貿易収支(予想 −1,079億ドル 前回 −1,056億ドル)

22:30 🇨🇦 カナダ 9月貿易収支(予想 60.0億カナダドル 前回 42.0億カナダドル)

23:45 🇺🇸 米 10月サービス部門PMI(改定値、前回 57.9)

23:45 🇺🇸 米 10月総合PMI(改定値、前回 57.6)

24:00 🇺🇸 米 10月ISM非製造業景況指数(予想 54.7 前回 54.9)

水曜日は、米国の雇用とサービス業の景況感に注目です。

22時15分にはADP雇用統計が発表されます。民間部門の雇用者数の変化を示す指標で、予想は7.0万人、前回は9.0万人です。予想を下回る結果となれば、米国の雇用市場の減速が意識される可能性があります。

さらに24時にはISM非製造業景況指数が発表されます。サービス業は米国経済において大きな割合を占めるため、景気の強さを判断するうえで重要な指標です。

予想は54.7、前回は54.9となっています。結果が予想を上回るかどうかに注目したいところです。

また、ユーロ圏ではHICPとコアHICPが発表されます。インフレの動向を示す指標として、ユーロ相場への影響にも注意が必要です。


🗓 11/5(木)

08:50 🇯🇵 日銀・金融政策決定会合議事要旨

09:30 🇦🇺 豪 9月貿易収支(予想 10.00億豪ドル 前回 4.95億豪ドル)

16:00 🇩🇪 独 9月製造業新規受注(前月比、予想 +5.0% 前回 −10.6%)

16:00 🇩🇪 独 9月製造業新規受注(前年同月比、予想 +3.3% 前回 +2.7%)

16:45 🇫🇷 仏 9月鉱工業生産(前月比、予想 +0.4% 前回 −0.3%)

17:00 🇨🇭 スイス 10月失業率(予想 3.0% 前回 3.0%)

18:30 🇬🇧 英 10月建設業PMI(予想 46.5 前回 46.1)

19:00 🇪🇺 ユーロ圏 9月卸売物価指数(PPI、前月比、予想 +2.5% 前回 +1.9%)

19:00 🇪🇺 ユーロ圏 9月卸売物価指数(PPI、前年同月比、予想 +10.6% 前回 +8.2%)

19:30 🇺🇸 米 10月チャレンジャー人員削減数(前年比、前回 −19.9%)

21:00 🇬🇧 イングランド銀行(BOE)政策金利発表(予想 4.00% 前回 3.75%)

21:00 🇬🇧 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨

22:30 🇺🇸 米 新規失業保険申請件数(予想 19.5万件 前回 19.4万件)

22:30 🇺🇸 米 失業保険継続受給者数(前回 170.1万人)

22:30 🇺🇸 米 7〜9月期非農業部門労働生産性(速報値、前期比、予想 +3.0% 前回 +1.4%)

22:30 🇺🇸 米 7〜9月期単位労働コスト(速報値、前期比年率、予想 +1.5% 前回 +1.2%)

27:00 🇪🇺 ラガルドECB総裁 発言

28:00 🇲🇽 メキシコ中銀 政策金利(予想 6.50% 前回 6.50%)

木曜日は、イングランド銀行(BOE)の政策金利発表が最大の注目材料です。

市場予想は4.00%、前回は3.75%となっています。政策金利の結果に加えて、金融政策委員会の議事要旨から今後の金融政策に対する考え方を確認したいところです。

利上げに前向きな姿勢が示されればポンド買い、反対に金融緩和への期待が強まればポンド売りにつながる可能性があります。

また、米国では新規失業保険申請件数が発表されます。雇用市場の状況を確認する材料となるため、翌日の米雇用統計を前に注目しておきたい指標です。


🗓 11/6(金)

08:30 🇯🇵 日本 9月毎月勤労統計調査・現金給与総額(前年比、予想 +3.8% 前回 +3.8%)

08:50 🇯🇵 日本 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債、前回 −926億円)

08:50 🇯🇵 日本 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式、前回 +1兆1,809億円)

16:00 🇩🇪 独 9月鉱工業生産(前月比、予想 −0.2% 前回 +2.0%)

16:00 🇩🇪 独 9月鉱工業生産(前年同月比、予想 +1.3% 前回 +2.3%)

16:45 🇫🇷 仏 9月貿易収支(前回 −61.22億ユーロ)

16:45 🇫🇷 仏 9月経常収支(前回 −15億ユーロ)

17:00 🇨🇭 スイス 10月SECO消費者信頼感指数(予想 −35.5 前回 −35.8)

19:00 🇪🇺 ユーロ圏 9月小売売上高(前月比、予想 −0.1% 前回 +0.1%)

19:00 🇪🇺 ユーロ圏 9月小売売上高(前年同月比、予想 +0.6% 前回 +0.8%)

22:30 🇺🇸 米 10月非農業部門雇用者数変化(前月比)(予想 6.0万人 前回 2.9万人)

22:30 🇺🇸 米 10月失業率(予想 4.2% 前回 4.2%)

22:30 🇺🇸 米 10月平均時給(前月比)(予想 +0.3% 前回 +0.1%)

22:30 🇺🇸 米 10月平均時給(前年同月比)(予想 +2.9% 前回 +3.0%)

22:30 🇨🇦 カナダ 10月新規雇用者数(予想 1.80万人 前回 −6.83万人)

22:30 🇨🇦 カナダ 10月失業率(予想 6.5% 前回 6.5%)

24:00 🇺🇸 米 11月ミシガン大学消費者態度指数(速報値、予想 47.6 前回 48.0)

24:00 🇨🇦 カナダ 10月Ivey購買部協会指数(前回 58.2)

29:00 🇺🇸 米 9月消費者信用残高(前月比、予想 120.0億ドル 前回 82.8億ドル)

今週最大の注目イベントは、22時30分に発表される米国の雇用統計です。

非農業部門雇用者数の予想は6.0万人、前回は2.9万人。失業率は予想4.2%、前回4.2%となっています。

また、平均時給の前月比は予想+0.3%、前回+0.1%です。雇用者数だけでなく、賃金の伸びも米国のインフレ動向を考えるうえで重要な材料となります。

雇用者数や平均時給が予想を上回れば、米国経済の底堅さや賃金インフレへの警戒からドル買いにつながる可能性があります。一方、雇用の弱さや賃金の伸びの鈍化が示されれば、利下げ観測が強まりドル売りにつながる可能性もあります。

発表直後はドル円の値動きが大きくなることも考えられるため、ポジション管理には十分注意したいところです。


■ 筆者のまとめ

今週は、豪州・英国の政策金利発表と、米国の雇用関連指標が相場を動かすポイントになりそうです。

特に注目したいのは、RBA・BOEの金融政策と、金曜日の米雇用統計です。

今週のポイントは3つ。

  • 11月3日(火): RBA政策金利発表。豪州の金融政策と豪ドルの反応に注目。
  • 11月5日(木): BOE政策金利発表。英国の金融政策と今後の見通しを確認。
  • 11月6日(金): 米雇用統計。雇用者数・失業率・平均時給の結果に注目。

特に金曜日の米雇用統計は、米国の金融政策に対する市場の見方を左右する重要な材料です。

重要指標の発表が続くため、結果だけで方向を決めつけず、発表後の市場の反応や米金利の動きも確認しながら、慎重に取引していきたい1週間です。


参考リンク

日本銀行|金融政策・公表資料
→ https://www.boj.or.jp/

Federal Reserve|米連邦準備制度
→ https://www.federalreserve.gov/

Reserve Bank of Australia|豪準備銀行
→ https://www.rba.gov.au/

Bank of England|イングランド銀行
→ https://www.bankofengland.co.uk/

※時刻は日本時間です。指標の発表予定や時刻、予想値は変更される場合があります。最新情報は各機関・掲載元の公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

現在、保護猫2匹と都内で暮らしています。
18歳で美容業界に就職して社会に出た後、5年ほど日本を離れ海外で生活。
会社員を辞め日本を離れ、より「お金と自由」の関係に強い関心と責任を持つようになりました。
2020年のコロナショックをきっかけに、株・為替・仮想通貨、そして地政学や経済の学びを本格的にスタート。
そんな私が、このブログでは今までの経験を活かし投資や経済の知識を、日々の生活や将来設計に役立てられるよう発信しています。
これからの時代、情報や選択肢があふれる中で、資産形成の第一歩を踏み出すためのヒントを届けたいと考えています。
多くの方が安心して未来を描けるよう、金融リテラシー向上の一助となるブログを目指しています。

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