📅 【2026年5月25日〜29日】週間経済指標カレンダー

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先週は日本のGDP速報値と全国CPIが相次いで発表され、日銀の利上げ観測をめぐる市場の読み合いが続きました。 FOMC議事要旨ではインフレへの警戒姿勢が改めて確認され、ウォーシュ新FRB議長のタカ派的なスタンスへの思惑もドル買いを支えています。

ドル円は159円台前半での推移が続いており、全体的に様子見ムード。 介入警戒と強い物価指標の綱引きが今週も続く中、木曜のPCEと金曜の介入実績公表という2つの大きなイベントが後半に控えています。 The Rio Times

イラン情勢は停戦交渉が依然として停滞しており、原油高でドル買い優勢という流れが今週も続く見通しです。 月曜は米国・英国・スイス・香港が揃って休場という超薄商いのスタートになるだけに、週前半は静かに過ごして木曜以降に備えるのが基本戦略になりそうです。 The Rio Times

トレーダーruka

159円台でドル円はレンジをしていて手が出せない状態です。私自身は為替介入や日銀利上げ、イラン情勢の動向など大きなニュース待ちの状態です。待てる人は生き残っていく。
厳しい相場ですが、みんなで生き残っていきましょう!!


🗓 5/25(月)

🇺🇸🇬🇧🇨🇭🇭🇰 米国・英国・スイス・香港 休場

09:00 🇸🇬 シンガポール 1Q GDP確定値(前期比、予想 +0.2% 前回 −0.3%)
14:00 🇸🇬 シンガポール 4月CPI(前年比、予想 +2.1% 前回 +1.8%)

主要4か国が同時に休場するため、ドル円の流動性は今週最も薄い一日です。

こういう日は小さなニュース一本で急に動くことがあります。 介入警戒が続く現状では「流動性が薄い時間帯に仕掛けてくる」という経験則が頭をよぎる日でもあります。 ポジションを持ち越す場合はスプレッドの拡大を意識して、サイズは控えめに。


🗓 5/26(火)

22:00 🇺🇸 米 3月ケース・シラー住宅価格指数(前年比、予想 +1.0% 前回 +0.9%)
23:00 🇺🇸 米 5月消費者信頼感指数(予想 92.0 前回 92.8)

米国が三連休明けで戻ってくる日。

消費者信頼感は前回から小幅低下の予想で、インフレによる消費者心理の重さを確認する内容になりそうです。 木曜のPCEに向けた地ならしとして頭に入れておく程度でいい指標ですが、予想を大きく外した場合はドル円が動く可能性もあります。


🗓 5/27(水)

🇸🇬 シンガポール 休場

10:30 🇦🇺 豪 4月CPI(前年比、予想 +4.4% 前回 +4.6%)
11:00 🇳🇿 RBNZ 政策金利(予想 2.25% 前回 2.25%)
23:00 🇺🇸 米 5月リッチモンド連銀製造業指数(前回 3)

朝から太平洋通貨の動きに注目の一日。

RBAが先月4.35%に利上げしたばかりの豪州はCPIが前年比+4.4%予想と高止まり継続。 ただし前回+4.6%からの小幅な鈍化を予想しており、「まだ高いが落ちてきている」という見方が出れば豪ドルの反応は限定的になりそうです。 RBNZは2.25%での据え置きが予想されていますが、声明文に利下げ示唆のニュアンスが滲むかどうかがNZドルの方向を決める鍵。


🗓 5/28(木)

16:20 🇪🇺 ラガルドECB総裁 発言
21:30 🇺🇸 米 4月PCE(前年比、予想 +3.8% 前回 +3.5%)
21:30 🇺🇸 米 4月コアPCE(前年比、予想 +3.3% 前回 +3.2%)
21:30 🇺🇸 米 1Q GDP改定値(前期比年率、予想 +2.1% 前回 +2.0%)
21:30 🇺🇸 米 4月耐久財受注(前月比、予想 +3.2% 前回 +0.8%)
21:30 🇺🇸 米 新規失業保険申請件数(予想 21.0万件 前回 20.9万件)
23:00 🇺🇸 米 4月新築住宅販売件数(予想 66.0万件 前回 68.2万件)
22:00 🇿🇦 南ア準備銀行 政策金利(予想 7.00% 前回 6.75%)

今週最大のイベント、PCE。

FRBが最も重視するインフレ指標であるPCEが前年比+3.8%予想と、前回+3.5%から大幅に加速する見込みです。 先週のCPI(+3.8%)とPPI(+4.8%)が続けて上振れした流れを受けての発表なので、市場の身構え方はかなり強い。

もし予想通りかそれ以上の結果が出れば、FRBの利上げ転換論が一段と現実的な議論になりウォーシュ新議長の存在感が増すシナリオに。 ドル円が159円台で推移している中でさらにドル買い圧力がかかれば、介入との真っ向勝負になる局面です。

同時発表のGDP改定値は+2.1%と速報値から上方修正予想。 耐久財受注も+3.2%(前回+0.8%)と大幅改善が見込まれており、「強いインフレ+底堅い成長」が揃う場合、スタグフレーション懸念よりもむしろ「米経済の強さ」という読み方でドル買いが加速するシナリオも頭に入れておきたいです。


🗓 5/29(金)

08:30 🇯🇵 日本 5月東京都区部CPI(生鮮除く、予想 +1.5% 前回 +1.5%)
08:30 🇯🇵 日本 4月失業率(予想 2.7% 前回 2.7%)
08:50 🇯🇵 日本 4月鉱工業生産・速報値(前月比、予想 −0.5% 前回 −0.4%)
19:00 🇯🇵 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)公表
21:30 🇨🇦 加 1Q GDP(前期比年率、予想 +1.5% 前回 −0.6%)
22:45 🇺🇸 米 5月シカゴPMI(予想 51.2 前回 49.2)

金曜19時の介入実績公表が、今週もう一つの最大の注目です。

財務省が月次の介入実績を公式に公表するのはこの日が初めて。 4月30日の連休前の介入と5月1・4・6日の連休中の介入を合わせた合計規模が明らかになります。 市場推計では合計約10兆円規模とされていますが、実際の数字次第で介入警戒感の強さが再調整されます。

「思ったより少ない」→まだ余力がある→介入警戒継続→ドル円の上値重い
「思ったより多い」→弾薬を使い切りつつある→円売り再開→ドル円上昇

どちらの読みになるかで、週末クローズの方向がほぼ決まりそうです。 木曜夜のPCEショックの余韻が残る中での発表になるので、金曜は一日を通じてボラタイルな展開になる可能性があります。

朝の東京CPIは日銀6月会合への判断材料として注目。 前回と変わらない+1.5%であれば「6月は見送り、7月に向けた準備」というシナリオが継続します。


■ 筆者のまとめ

今週は木曜のPCEと金曜の介入実績公表という、まったく性格の違う2つのイベントが週後半に集中しています。

木曜に「PCE強くてドル買い→ドル円上昇」が来て、翌金曜19時に「介入実績公表→市場が残り弾薬を計算→急変動」という連続パンチがあり得るシナリオです。 月曜の薄商いは静かに過ごして、木曜夜から金曜の動きに集中するのが今週の基本方針だと思います。

今週のポイントは3つ。

  • PCEが+3.8%以上に加速してFRBの利上げ転換論が本格化するか
  • 介入実績の実額から「残り弾薬」を市場がどう判断するか
  • 月曜の薄商いで予期せぬ仕掛けが入るか

ポジション管理だけは絶対に崩さないようにしましょう。


参考リンク

Reuters|中東情勢と原油供給リスク
https://www.reuters.com/markets/commodities/

Bloomberg|ドル円・米国債利回り
https://www.bloomberg.com/markets/currencies

財務省|外国為替平衡操作の実施状況
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/gaitame_kawase/gaitame/intervention/


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この記事を書いた人

現在、保護猫2匹と都内で暮らしています。
18歳で美容業界に就職して社会に出た後、5年ほど日本を離れ海外で生活。
会社員を辞め日本を離れ、より「お金と自由」の関係に強い関心と責任を持つようになりました。
2020年のコロナショックをきっかけに、株・為替・仮想通貨、そして地政学や経済の学びを本格的にスタート。
そんな私が、このブログでは今までの経験を活かし投資や経済の知識を、日々の生活や将来設計に役立てられるよう発信しています。
これからの時代、情報や選択肢があふれる中で、資産形成の第一歩を踏み出すためのヒントを届けたいと考えています。
多くの方が安心して未来を描けるよう、金融リテラシー向上の一助となるブログを目指しています。

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