
コロナ以降世界がますますおかしくなっている!!相場を日々追っているとやはり歴史は繰り返すんだなと感じますし、最近のニュースがさらに物語っていると思います。
そこで私が最近飛び込んできたニュースで気になっていたことと、これからの考察をブログにしていこうと思います。
- アメリカドル信用ランク格下げ
- イスラエルがイラン攻撃
- アメリカ内戦
そしてここから見えるアメリカの覇権国家の終了への道筋です。では一つずつ見ていきましょう。

稼ぎたいなら歴史を勉強すべし!!
1、アメリカドル信用ランク格下げ
2025年5月16日大手格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが、アメリカの長期発行体格付けを最上位の「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げました。これは、米国債の格下げを意味し、主要な格付け会社3社全てが米国債を最上位から引き下げたことになります。
米国の財政赤字の拡大と、それに対する政府と議会が削減に向けた道筋を描けていないことが主な理由となります。
ちなみに日本は主な格付け会社のS&P・ムーディーズ・フィッチと安定的の+Aとされています。借金も多いのですが純資産は世界一位なので信用は高い位置にあります。課題としては人口減少していく高齢社会が確定していますので労働力がなくGDPが下がることが懸念されています。
巷ではドルの債務超過によりドル覇権国家の終了とともにドルの崩壊も示唆されています。



GDPとは簡単に国内総生産という国内の経済活動のことをいうよ


2、イスラエルがイランに攻撃
2025年6月12日イスラエル高官は、イランが原爆製造に使用可能な核分裂性物質の生産停止に同意しない場合、早ければ15日にも攻撃を実施する可能性があると述べた。イスラエルのネタニヤフ首相は9日のトランプ米大統領との電話会談で攻撃の可能性に言及したというニュースが入ってきました。
また中東が何か揉めているという今回はいつもの外野ではいられないニュースです。
なんと翌日6月13日イスラエルがイランの核施設や空軍基地やウラン濃縮施設など攻撃しました。その後も双方ミサイルを撃ち合いをしています。
そして先ほど入ってきたニュースですが、なんと本日6月22日アメリカがイラン核施設を攻撃しました。
アメリカが中東問題、直接介入は本当にやってはいけないところまで踏み込んでしまったと個人的には思います。第三次世界大戦になりかねない引き金を引いてしまいました。
核戦争となった場合ドル崩壊などの話では終わらないでしょう。時代の転換期にいることを把握しポートフォリオを見直す時かもしれません。信用されていたアメリカ株やドルから地政学リスクから再度ゴールドへの資金流入が加速しそうです。



ここ100年で過去に見ない緊張感だと思います
3、アメリカ内戦
2025年6月6日、アメリカ政府の移民税関捜査局(ICE)はロサンゼルスで大規模な移民の一斉摘発を実施しました。
これに抗議する人々の一部が暴徒化。トランプ大統領は州知事や市長の反対を無視して計7000人規模の州兵や海兵隊を現場に派遣する事態にまでなりデモが激化しています。
トランプ政権になって半年足らずですがいろんなことに歪みが浮き彫りになっています。
私自身トランプさんを否定的には思っていないですが、選挙の時から支持派との二分化がさらに政治的・社会的分断が起こりそうな気配がします。
もし本当に内戦が起きたらアメリカの政治不安からドルが売られる可能性もあります。
アメリカ内部は難しい局面に突入しているように思います。



過去の覇権国家も歴史を見ても100年で衰退しているね


今回は覇権国家終了の可能性をまとめてみました。
16世紀のポルトガル、17世紀のオランダ、18世紀と19世紀の大英帝国、20世紀のアメリカ合衆国と覇権国家は変わりゆくものです。
今後アメリカで銀行破綻・債務超過・クレジットカードの返済不能・戦争などあらゆる面から衰退する可能性を感じます。
来週の相場も楽しみですが、長期目線でのシナリオを持ちながら日々の相場に向き合っていくことが大切です。
一喜一憂で目の前のお金を稼いだり失ったりしても意味がありません。
資金を確実に積み上げるために目まぐるしく変わる世界情勢に敏感にニュースを追っていきましょう!


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