「100万円あるから大丈夫」
そう思っていたお金が、10年後には70万円の価値になるとしたら___
ここ数年、漠然と言われてきたインフレ
やっと実感し、危機感を覚えてきた人も多いのではないでしょうか?
そこで今回はやっと生活に身に染みて物価の値上がりや生活のしづらさを実感している今、今後の日本を先に予測して備え生き残るためにインフレという意味をもう一度再確認する記事を書いていこうと思います。
みなさん本当に危機感持っていますか?大事なことなのでもう一度言います。いや、自分に言い聞かせます。
本当に危機感持ってますか?
今ここが本当に分岐点です。貯金がない人、娯楽に夢中で何も対策していない人、誰かが助けてくれると思っている人
今一度、この記事を読んで資産形成に本気を出していきましょう!
じわじわと生活を脅かしている「インフレ」の正体と、
これからの暮らしに必要な“危機感と備え”について、等身大の視点で深掘りしていきます。

インフレとは何か?デフレとの違いも解説
インフレ(インフレーション)とは、物価が全体的に上昇し、お金の価値が下がること。
逆に、物価が下がってお金の価値が上がる現象を**デフレ(デフレーション)**と呼びます。
- インフレ:100円で買えたパンが、翌年には120円になる
- デフレ:100円だったパンが、90円で買えるようになる
つまり、インフレが進めば進むほど、同じ金額では生活ができなくなっていくということ。
私自身、7年前は1ヶ月に2回は海外に行っていました。思い立ったら京都のお寺に行ったり、海を見たくて沖縄に行ったり贅沢とも思わず娯楽を楽しんでいました。東南アジアに何度行ったかわかりません。地図がなくても場所がわかるくらいです。
10万円を握って海外旅行に出かければ、ホテルも食事も買い物も“贅沢”ができたと思います。
しかし、今は国内旅行の方が安く海外に行く人は大幅に減少しています。
旅行会社のデータによると、旅行単価の上昇:国内旅行の1人1回あたりの支出は、2014年には約31,000円だったのが、2024年には約47,000円に。同じ旅行でも、10年で約1.5倍の費用となっています。
他にも私の肌感として、航空便の減便や直行便が無くなったりしているように思います。日本から他国に行く便は需要が減っているのが、航空券を調べるときに感じます。
日本円は「強く」、現地通貨に両替すれば得をした感覚さえありました。
でも今はどうでしょうか。円はどんどん弱くなり、同じ10万円では現地でほとんど何もできない。
これはただの為替の問題ではないのです。
私たちの暮らしそのものが、静かに値下げされているのです。

日本のデフレ時代の終了 今の日本の状況まさに「時代の転換点」
私たちは今すごい時代に生きています。2025年時代が変わったんだと私は実感しています。
日本は長年デフレに苦しんできました。特にバブル崩壊後の1990年代からは、
- 給料が上がらない
- 物価もあまり変わらない
- 消費が冷え込む
という「停滞の時代」が続いていました。当時よく安倍首相が『デフレ脱却』を掲げていたのを覚えています。
しかし、2020年代に入ってから流れが一変。
- コロナ禍による供給ショック
- ウクライナ戦争によるエネルギー高騰
- 歴史的な円安(ドル円150円以上)
これらが重なり、2022年頃から日本でも本格的な“物価上昇”が始まりました。
コロナで世界が止まり一時リセットされた感じがありますね。
それまで土日は外出、しょっちゅう飲み会があったり、副業なんてしなくても生活にまだゆとりがあったと思います。コンビニで何気なく買い物をしても1000円はいかないだろうと買い物かごに入れていたのではないでしょうか。
3年経った今どうでしょうか?日本人の生活は疲弊しています。そんな中、政府は増税案を通そうと必死です。
これ以上生活が圧迫される+日本の現在の状況で以下のことが予測されます。
- 少子高齢化が進み日本人はさらに減る
- 一人当たりの税金・高齢者を養うため若者の負担増
- 貧困から犯罪が増える
移民問題や闇バイトも前兆にすぎないと私は思っています。
現在大きな分岐点にいます。これからさらにでインフレが加速し、賃金は上がらずGDPが減少、先進国から衰退していく日本を予想すると考えたくもない未来が待っています。
今回の参院選の選挙の投票率は58.52%。2007年の58.64%に次ぐ戦後2番目ないし3番目に高い水準でした。実際に今回の参院選の選挙の投票率で日本人の危機感が現れていると思います。

100万円の価値は、どれくらい減っているのか?
以下のグラフをご覧ください。
年度 | インフレ率(CPI) | 100万円の実質価値(参考) |
---|---|---|
2020年 | 0.2% | 100万円 |
2022年 | 2.5% | 約95万円 |
2024年 | 3.2% | 約89万円 |
2034年(予測) | 年平均3%継続時 | 約74万円 |
もし今後も年3%のインフレが続いた場合、100万円は10年でおよそ26%の価値を失うことになります。
実際に3年で銀行に入れたままの100万円は→11万円減ってしまったことになります。実感ありますか?
このままいくと将来的にお米も卵も駄菓子だって倍のお金を出さないと買えなくなります。
海外の話ばかりしてしまうのですが、今はかつての日本と特に東南アジアで逆転現象が起きているので、ベトナムに行った時の話をさせてください。
ベトナムの通貨「ドン」は、ゼロがとても多いことで知られています。両替所でたくさんのお札を受け取ったのを覚えています。
コンビニでも「10万ドン」「20万ドン」というお札が日常的に使われています。
これには、1980年代に起きた超インフレの影響があり、桁の多い通貨体系が定着しました。
高額紙幣が存在しても、実際の価値は日本円に換算すると数千円程度にしかなりません。本当にお札を数えるのが大変でした。ベトナムでは今でもデノミ(桁を減らす改革)が行われておらず、現金主義の生活が続いています。
これが日本でも起きてくる可能性が出てきます。一度インフレになるとなかなか元には戻れないのです。
これからの生活、防衛するには?インフレ時代に強い行動
この状況で一番危ないのは、現金をそのまま持っておくことです。
私は生きていて初めてインフレを体感しています。そして国力の低下でさらに危機感を覚えます。
- 貯金100万円 → 価値が目減りしていく
- 銀行金利はほぼゼロ → 増えない
- インフレ対策が何もないまま生活苦へ…
だからこそ、今求められるのは「インフレに耐性のある暮らし方・資産の持ち方」です。
- 資産を分散して持つ(例:金・米ドル・米国株など)
- 定期的に収支を見直し、「使わない支出」を減らす
- 副収入やスキルを使って「収入の複線化」を進める
- ChatGPTなどのAIと共に、情報や判断の質を高めていく
人は自分が体験して初めて深く考えるのです。
このブログを読んでくれている方はかなり危機管理能力が高いと思うのです。実際に行動に移すのは早い方がいいです。時代がインフレに慣れてきてからは遅い。そのときには今より二極化していきます。貧困層か富裕層か、あなたはどちらにいたいですか?

最後に:私たちは「静かな緊急事態」に生きている
インフレは、戦争や災害のように一気に私たちを襲ってくるわけではありません。
でも、気づいた時には「もう暮らしていけない」と感じる人が増えている。
だからこそ、「今ならまだ間に合う」ということを伝えたくてこの記事を書きました。
100万円の価値は、黙っていても減っていきます。
その現実から目を背けず、備えと行動を始めていきましょう。

1秒でも早く動く。時間は有限です。小さくとも投資を始めてみよう。


📎 関連リンク
📝 note記事:AIと共に生きる私の選択(最新記事)
📺 YouTube:RUKA Channelでインフレ対策解説予定
コメント