目次
週間まとめ 12/8〜12/12
- 🇯🇵 日本:7–9月期GDP(改定値)や経常収支など、日本の景気と外需のチェックポイントが週前半に集中。
- 🇺🇸 米国:FOMC(利上げ・パウエル発言)、雇用コスト指数、PCEデフレーターなど金融政策とインフレ見通しに直結する指標が後半に集中。
- 🇬🇧・🇪🇺 英国GDP、欧州CPI改定値など「景気と物価」の両輪チェック。年末にかけた相場の方向感を占う1週間。
✅ 12月8日(月)
- ★★ 🇨🇳 中国 – 11月貿易収支(ドル建/人民元建)
- ★★★ 🇯🇵 日本 – 7–9月期 四半期実質GDP(改定値)
- ★★ 🇯🇵 日本 – 10月国際収支・貿易収支
- ★★ 🇩🇪 ドイツ – 10月鉱工業生産
→ 日本のGDP改定値は景気の先行指標。マイナス圏なら「利上げ期待後退 → 円高」警戒。
✅ 12月9日(火)
- ★★ 🇺🇸 米国 – Federal Open Market Committee(FOMC) 1日目
- ★★★ 🇦🇺 豪州 – 中央銀行政策金利発表
- ★★ 🇲🇽 メキシコ – 11月消費者物価指数(CPI)
- ★★ 🇺🇸 米国 – 10月求人件数(JOLTS)
→ 金利政策関連でドル/豪ドルの短期変動注意。
✅ 12月10日(水)
- ★★ 🇨🇳 中国 – 11月 CPI/PPI(前年比)
- ★★★ 🇺🇸 米国 – 7–9月期 雇用コスト指数
- ★★★ 🇨🇦 カナダ – 中央銀行政策金利
- ★★★ 🇺🇸 米国 – FOMC 金利発表 & パウエル議長 会見
→ 特に米国は「利上げ見通し」と「インフレ状況」の両面からドルの方向性が決まりやすい日。
✅ 12月11日(木)
- ★★★ 🇨🇭 スイス – 中央銀行政策金利
- ★★ 🇦🇺 豪州 – 11月 雇用統計(新規雇用者数/失業率)
- ★★ 🇺🇸 米国 – 週次失業保険申請数/継続受給者数
→ 円・豪ドル・米ドルの動向に一時的なブレの可能性。
✅ 12月12日(金)
- ★★★ 🇬🇧 英国 – 10月 月次GDP
- ★★ 🇩🇪・🇫🇷 欧州 – 11月 CPI(改定値)
- ★★★ 🇨🇦 カナダ – 11月雇用統計
- ★★★ 🇺🇸 米国 – 9月 PCEデフレーター、個人所得・消費、ミシガン大消費者態度指数(速報)
→ 週末は「成長・インフレ・消費・雇用」の総まとめ。特に米PCEはドル・金利を左右する重要イベント。
🧭 今週の注目シナリオ
- 📌 日本 — GDP改定値で「景気の実態」を再確認。マイナス幅が大きければ、年末に向けて円高・株安のリスク。
- 📌 米国 — FOMC 次第で「ドル高継続か/反落か」。利上げペース+パウエル発言のトーンが鍵。
- 📌 欧州〜英国 — インフレ鈍化・景気減速が明らかなら、ユーロ/ポンド売り圧力。リスクオフの流れで円買いの可能性も。
- 📌 資源国・新興国通貨 — 豪・カナダ・メキシコのデータで流れが変わりやすく、クロス円注意。
✍️ 筆者のスタンス
今週は、“年末最終局面” を見据えたポジション整理・見直しの週 と捉えています。
す。
アメリカの利下げを織り込んでいますが、FOMCで今後のスタンスにも注目です。今週は「結果待ち → 反応を見る → 仮ポジションは控えめ」に。
そして、各データの“乖離幅”を重視して、
値動きが大きくなったときに、冷静に「戻り売り」「押し目買い」を狙いたいです。
年末に向け、今年一番の正念場だと思います。
資産を大切にトレードしていきましょう。

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