前回の記事では、海外生活の中でお金のリアルに触れ、海外で暮らす同世代の金融リテラシーの高さに衝撃を受けた体験を書きました。
今回は、私が初めて「投資」という行動に踏み出した瞬間
──そして「投資家として生きよう」と決意するまでのストーリーです。
初めて聞いた「仮想通貨」という言葉
尊敬するトレーダーとは、海外で再会する数年前に日本で出会いました。
何が凄いって、その頃すでに「仮想通貨は絶対買った方がいい、世界の共通通貨になる」と言っていたのです。
しかし当時の私は1万円台のビットコインを前に、「仮想通貨??コインが1万円??怪しい」と疑って手を出しませんでした。
再会と衝撃の価格
数年後に再会したとき、すでにビットコインは100万円を超えていました。
当時からおよそ100倍、、、
「もしあの時買っていたら…」と強烈な後悔が押し寄せました。
それでも「まだまだ伸びる」と言われ、私は200万円分のビットコインを購入。
これが、私の「人生で初めての投資」いや、その頃は「投機」でした。
コロナショックと暴落
しかし、すぐに世界を揺るがす出来事がやってきます。
それは2020年3月の「コロナショック」です。
仮想通貨を初めて購入した数ヶ月後の出来事でした。
ビットコインはあっという間に106万円 → 44万円へ急落。
私は恐怖に駆られて売却。
一方で、尊敬するトレーダーはビットコインを買い足していました。
当時は理解できませんでしたが、この行動の差がその後の結果を大きく分けます。

その後の価格と気づき
翌月には価格は回復し、年末には629万円に、、、
資産を大きく増やしたトレーダーの姿を前に、私は全く逆の行動をしてしまいました。

この経験から学んだのは
- 「投資」と「投機」の2種類があり自分は投機をしていたということ
- 本物の投資家は大衆の心理と逆の判断をするということ
私は投資のことを何も理解していなかったのです。
たくさん勉強して相場に立ち続けてきた”本物のトレーダー”に敵うはずもありません。
大切な資金を何も理解も勉強もせずに入金していた時点で私は負けていたのです。
人生を変えたコロナショック
私にとってコロナショックは、ただの投資失敗ではなく「人生を変える分岐点」でした。
仮想通貨が誕生した当時、何人の人間がビットコインが1800万円まで高値をつけ、国が認める通貨になると思ったでしょうか。
思えばこのようなチャンスは過去に何度もありました。
世の中にスマホが普及した時、ガラケーが終わり「スマホで仕事をする時代」が来るとどのくらいの人が想像できたでしょうか。
YouTubeが誕生した時、誰が「日常生活の動画で何億も稼ぐ人」が出ると予想できたでしょうか。
ファーストペンギンはいつだって恐怖を伴いますが
大きな富を得るのは先行者利益を掴んだ人々だということ
そのチャンスを掴むか掴まないかで人生は大きく変わる。
そして「そのチャンスをスルーするのか、自分の人生に落とし込むのかは自分次第」です。
本気で勉強して気づいたこと
私は必死に投資やお金の勉強をする中で、ひとつの事実に気づきました。
それは── 「歴史は繰り返す」 ということ。
相場も、経済も、人間の行動も、歴史はサイクルで動いています。
ということは必ず、スマホやYouTube、仮想通貨が誕生したときのように、新しい大きなチャンスはまた訪れるのです。
その時までに金融リテラシーを高め、世の中の動きを敏感に感じ取れること。
次なるチャンスが訪れた時あなたは人生を変えた人を眺める側にいますか?
それとも誰よりも先にそのチャンスに気づきますか?
私が出会いからきっかけを得たように、このブログも誰かのきっかけになるように今後も発信を続けていきます。


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