株価や金が高値を目指している今、次の投資タイミングを狙うために資金をどう管理するかは悩みどころです。
私は2025年6月5日、楽天マネーファンドがサービスを開始したタイミングで、暴落待ちの現金保有率を高めるために100万円を預けてみました。

今回は私が楽天マネーファンドを約3ヶ月利用した結果をご紹介します。
楽天マネーファンドとは
楽天マネーファンドは、楽天証券が提供する短期金融商品です。


国債は単体購入、マネーファンドは「パッケージ」:国債は発行時期・利率・償還期限が決まっており1本の債券を持つイメージ。マネーファンドは複数の国債や短期金融商品を組み合わせて運用する「投資信託型」です。
メリット・デメリット
メリット
- 引き出しが早い:株や仮想通貨のように約定や出金に日数がかからない
- 銀行預金よりやや高い利回り:短期間でもわずかな利益が得られる
- 待機資金の置き場所として最適
デメリット
- 元本保証はない(あくまで投資商品)
- 利回りは低めで大きな利益は期待できない
- 金利や市場状況で運用成績が変動する
他の投資商品との比較
銀行預金は元本保証がありますが利息は非常に低いです。
国債は安全性が高いものの流動性に欠けます。外貨MMFは為替リスクを伴いますが利回りは高め。一方で楽天マネーファンドは、リスクと利便性のバランスが良く、現金化の速さに強みがあります。
楽天マネーファンドの買い方・預け方・引き出し方・注意点
1. 預ける(買う)流れ
- 楽天証券にログイン
- 「楽天・マネーファンド」のページを開く
- 『今すぐ追加する』ボタンを押す
- 預けたい金額を入力して確定
- 16時(午後4時)までの申し込みは当日扱い、16時以降は翌営業日扱い
- 翌営業日以降に運用額として反映
ポイント:口座内の余力資金を使って預ける感覚。銀行預金→証券口座→マネーファンドという流れです。
2. 引き出す(解約)流れ
- 「楽天・マネーファンド」のページから**『引き出す』ボタンを押す**
- 引き出す金額を入力して確定
- 16時までの申し込みなら翌営業日、16時以降なら翌々営業日扱い
- 引き出し完了後は楽天証券口座の現金残高に戻る
- 必要ならそこから銀行口座に振込
ポイント:現金化は証券口座内で完結し、銀行への振込は別途手続き。
3. 注意点
- 1日1回まで:追加・引き出しの操作は1日1回まで。
- カットオフタイムは16時:16時を過ぎると翌営業日扱い。週末や祝日はさらにずれる。← ここ注意
- 元本保証はない:安全性は高いが投資商品なので元本保証はない。
- 銀行口座への振込は別:証券口座内の残高を銀行口座に送金するには振込手続きが必要。


実際の私の運用画面です。
購入は証券口座内から簡単に行え、売却・引き出しもスムーズです。
私も暴落待ちの現金を機動的に動かしたかったため、預け入れと引き出しのスピード感を重視しました。
株や仮想通貨を現金化するには約定や出金に数日かかることがありますが、マネーファンドなら短期間で現金を動かせる点が便利です。
証券会社など開設する際は、ポイントサイトを経由するとポイントも稼げてとてもお得です♪
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まとめ
楽天マネーファンドは「少しでも増やしながらすぐ動かせる資金置き場」を探している方におすすめです。暴落待ちや短期の待機資金運用に適しており、特に株や仮想通貨など機動力が必要な投資家に有効です。まずは少額から試してみると良いでしょう。


実際に3ヶ月運用してみると、600円〜700円程度の利益。大きな額ではありませんが、“すぐ引き出せる”利便性と“少しでも増える”安心感があり、待機資金の置き場所として有効だと感じました。



株や金などが高値を更新している今でも、バブルはいつか終わります。
これは経済が循環している証であり、決して悪いことではありません。
大切なのは、その変化に備えること。
資産をすべて株やリスク資産に集中させるのではなく、頭の中でしっかり計算し、ポートフォリオを組んで運用することが資産を守り育てる鍵です。
待機資金の置き場所として楽天マネーファンドを活用するのも、そのひとつの選択肢です。


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