昨夜のFOMCとパウエル議長の会見を経て、相場がまた新たな局面を迎えましたね。
先週金曜日の突然の暴落以来、チャート形状が崩れ不安定な動きが続いていますが、皆さんは無事に生き残れていますか?
私自身は先週しっかり利益を残せたので、ここ数日はあえて「ポジションを持たない」という選択をし、心身ともにリフレッシュして過ごしていました。
荒れ相場では、無理に戦わず一旦静観する勇気を持つことも、長く勝ち続けるための立派な戦略です。
トレーダーruka昨日のFOMCなど要点を一緒にまとめて整理していきましょう。
🔔昨日のFOMCの政策内容
政策金利は据え置き
・フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を
3.50%〜3.75%のまま据え置き に決定。
・これは2025年末までの3回の利下げ後の初の停止。
内部の賛否
・10対2の大多数で据え置き決定。
・2名の理事が利下げを支持し、FOMC内で意見対立が表面化。
声明の要点
・経済活動は「堅調に拡大」している。
・雇用市場は依然しっかり。ただし求人数などは安定化。
・インフレは依然目標(2%)を上回る水準にある。
・経済指標を注視しつつ、必要あれば政策調整に対応する姿勢。



今回の現状維持は景気が想定より堅調でインフレがやや高止まりしている点が理由とされています。
🧠 パウエル議長の発言要旨
📍 1) 利下げは急がない
・過去の利下げで政策姿勢は**現状「適切」**と判断。
・今後の利下げについては「経済指標に基づく判断」を繰り返し強調。
➡︎ つまり「次の利下げは経済次第」。
📍 2) インフレと雇用の現状評価
・インフレは「目標よりやや高い」との認識。
・労働市場は引き続き堅調、とコメント。
➡︎ これが利下げを急がない背景。
📍 3) データ重視・逐次判断
・「会合ごとに判断する(meeting by meeting)」と表現。
➡︎ これは柔軟だけれど、確定した将来の利下げ計画を示さない意味合い。
📍 4) 中立性への言及(市場の注目点)
・政治的圧力(トランプ政権からの利下げ圧力など)について言及し、
FRBの独立性を重視する姿勢を示したという報道あり。
筆者のまとめ:結局、世界はアメリカを中心に回っている
今回のFOMCとパウエル議長の発言を経て、改めて確信したのは**「世界の金融マーケットを動かしているのは、やはりアメリカの経済動向である」**という冷徹な事実です。
日本がどれだけ単独で、あるいは強調して為替介入を行おうとも、それはあくまで「一時的なブレーキ」に過ぎません。
通貨の価値というのは、最終的にはその国の地力、つまり経済の「元の価値」に収束していくものです。
現在、アメリカは依然として強い経済力を維持しています。
一方で日本に目を向けると、来月の選挙を控えた政局不安もあり、円を積極的に買いたくなるような強材料が見当たりません。
パウエル議長の慎重な姿勢やトランプ大統領の言動によって、一筋縄ではいかない局面もありますが、大きな流れとしての「円安・ドル高」を止めるのは、今の日本の力だけでは極めて困難だと言わざるを得ないでしょう。
突発的な急落や暴騰に巻き込まれて、せっかくの利益を溶かしてしまわないよう、徹底したロット管理を強くおすすめします。
今は「チャンスを掴む」ことよりも「生き残る」ことを優先し、石橋を叩いて渡るような慎重すぎるくらいの姿勢で相場に向き合っていきましょう。
参考記事
【参考記事:Bloomberg】
FOMC、金利据え置きを決定-利下げ効果見極めへ「一時停止」
【参考記事:ロイター】
パウエルFRB議長、政策は「良い場所にある」 利下げ停止の妥当性強調
【公式声明:Federal Reserve Board】
Federal Reserve issues FOMC statement (January 28, 2026)










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