2025年12月も終盤に入り、今週は米国GDPの速報値や、年末前の日本指標・日銀関連材料が多く予定されています。
クリスマスを含む週ということで各国の休場も多く、薄商いの中で重要指標の発表が続きやすい1週間です。
特に注目は、
✔ 米国7〜9月期GDP速報値(22日〜23日)
✔ 日銀・金融政策決定会合の議事要旨(24日)
✔ 雇用統計関連の週次データ(24日)
✔ 年末商戦の影響を受けやすい東京都区部CPI(26日)
といった点です。
これらは短期トレードはもちろん、年末年始のポジション構築にも影響します。
🧭 今週のポイントまとめ
- 米国GDP速報値:景気の“力強さ”を数値で示す重要指標。強い数値であればドル買い圧力に。
- 日銀政策関連の議事要旨:政策の裏側を探る材料として、円相場に影響。
- 雇用・物価データ/週次データ:年末の市場センチメントに影響しやすい。
- 休場リスク:25日・26日はクリスマス休暇関連で流動性低下の可能性。指標の反応が大きくなりやすい。
トレーダーruka今週はほとんどのトレーダーが休暇に入っています。商いが薄く値が飛びやすい、スプレッドも開きやすいので注意しましょう。
📌 12月22日(月)
- ★★★ 16:00 🇬🇧 英) 7-9月期GDP(改定値)/ 経常収支
- ★★ 17:30 🇭🇰 香港) 11月CPI
- ★ 22:30 🇨🇦 加) 11月 鉱工業製品価格 / 原料価格指数
この日はイギリスの 7〜9月期GDP改定値 が発表されます。
速報値通りであれば大きな新しいサプライズは出にくいですが、ポンド相場の材料にはなります。
同時に、香港の消費者物価指数やカナダの価格関連指標なども出ます。
特に注目は、週後半の 米国GDP速報値とカナダGDP につながる材料としての市場センチメントです。
📌 12月23日(火)
- ★★ 09:30 🇦🇺 豪) RBA議事要旨
- ★★ 14:00 🇸🇬 シンガポール) 11月CPI
- ★ 16:00 🇩🇪 独) 11月輸入物価指数
- ★ 21:00 🇲🇽 メキシコ) 11月貿易収支
- ★★★ 22:30 🇺🇸 米) 7-9月期 実質GDP(速報)
- ★★ 22:30 🇺🇸 米) 10月耐久財受注(総合/除く輸送用機器)
- ★★ 22:30 🇺🇸 米) GDP個人消費・コアPCE(速報)
- ★★ 23:15 🇺🇸 米) 11月鉱工業生産 / 設備稼働率
- ★★ 24:00 🇺🇸 米) リッチモンド連銀製造業指数 / 消費者信頼感指数(CB)
- ★★★ 22:30 🇨🇦 加) 10月月次GDP
この日は 米国7〜9月期実質GDP速報値 が発表されます。
前期比年率で景気の“力強さ”を示す数値ですので、予想より上振れればドル買いに、下振れならドル売り(リスクオフ)に傾きやすいです。
同時刻にはカナダの 月次GDP も出ており、CADの動向にも注意したい日です。
米国では 耐久財受注・GDP個人消費・コアPCE速報値 なども出るため、指標の連鎖反応に注意が必要です。
📌 12月24日(水)
- ★ 🇨🇭 スイス・🇩🇪 ドイツ 休場(クリスマス前後)
- ★★★ 08:50 🇯🇵 日) 日銀・金融政策決定会合 議事要旨
- ★ 08:50 🇯🇵 日) 11月 企業向けサービス価格指数
- ★ 14:00 🇯🇵 日) 10月 景気先行指数/一致指数(改定値)
- ★ 21:00 🇺🇸 米) MBA住宅ローン申請指数
- ★ 21:00 🇲🇽 メキシコ) 11月失業率
- ★★ 22:30 🇺🇸 米) 新規失業保険申請件数 / 継続受給者数
水曜日は日本時間早朝に 日銀・金融政策決定会合の議事要旨 が公表されます。
前回の政策会合でどのような議論があったかがわかるため、円相場に直結する注目材料です。
昼以降は日本の 企業向けサービス価格指数 や 景気先行指数・一致指数 などが出ますが、クリスマス前ということもあり市場参加者が減少する傾向があります。
夜は 米国の住宅ローン申請指数や失業保険申請件数 が出ますので、米国の景気の“底堅さ”を確認できるデータとして使えます。
📌 12月25日(木)
- ★★ 🇯🇵 日) 植田和男日銀総裁 発言(時間未定)
- ★ 🇺🇸🇬🇧🇨🇦🇦🇺🇳🇿🇫🇷🇩🇪🇨🇭🇭🇰🇸🇬 ほか 多数休場(クリスマス)
- ★ 08:50 🇯🇵 日) 対外対内証券売買契約等の状況
- ★ 14:00 🇯🇵 日) 11月 新設住宅着工戸数
クリスマス直前のため、実質的に多くの国・市場が休場となります。
この日は日本時間で 植田和男日銀総裁の発言 が予定されていますが、時間が未定な点には注意しておきましょう。
休場の国が多い日には通常の指標発表でも流動性が落ちるため、値動きの振れ幅が大きくなりやすい傾向が出ます。
ポジションを持つ場合はストップロスをしっかり置く意識が大事です。
📌 12月26日(金)
- ★ 🇬🇧🇨🇦🇦🇺🇳🇿🇫🇷🇩🇪🇨🇭🇭🇰 など 休場継続(ボクシングデー周辺)
- ★★ 08:30 🇯🇵 日) 11月 失業率 / 有効求人倍率
- ★★ 08:30 🇯🇵 日) 12月 東京都区部CPI(除く生鮮)
- ★★ 08:50 🇯🇵 日) 11月 鉱工業生産(速報)
- ★ 08:50 🇯🇵 日) 11月 小売業販売額 / 百貨店・スーパー売上(既存店)
ここでは 日本の11月雇用統計(失業率・有効求人倍率) や 東京都区部CPI(除く生鮮) など、年末商戦や労働市場の実態を示す指標が出ます。
同時に 11月鉱工業生産・小売業販売額 なども発表され、中短期トレードの判断材料になります。
ただし、週末であることに加えて多くの海外市場が休場のため、短期トレードは逆張り警戒・急変動注意が必要です。
✍️ 筆者の見解まとめ
今週は年末休暇モードに入る前の「実需データ出揃いウィーク」です。
特に 米国GDP速報値やコアPCE関連の主要指標 は、2026年前半までの金利観測やドルの強弱に直結しやすいです。
日本では 日銀議事要旨 が公開されます。
最近の金融政策は「出口戦略」を意識した発言が相次いでいますが、実際の議論がどうだったかを見ることで、円相場はさらに敏感に反応する可能性があります。
そして、週後半になるにつれて各国が休場入りするため、流動性の低下と急変動リスクも念頭に置いた立ち回りが重要です。
- 流動性が薄いタイミングの指標発表はブレが大きい
- 重要指標は時間前後の値動きを確認
- ポジションは幅を持たせつつ、損切り位置を明確に
こうした意識を持ちながら、年末に向けてポジションを整理していくのが理想的です。










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