

みなさま、お久しぶりです。トレーダーのrukaです。
なかなか大荒れな1週間の相場でした。生き残れたでしょうか??奇跡的にプラス収支で終えましたが、今週は過去一読めない相場で我ながら振り回されて一度初心に返って投資ルールなど見直そうと思いました。
- 急なニュースで相場が大荒れし焦ってトレードをしてしまった、、、
- 他人の情報に左右されてポジションを持ってしまう
- 損切りができず持ち続け結局大きな損切りをしてしまい大金を失った
このような状況の方は少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は初心者にありがちな負けた時のメンタル面や相場との向き合い方をわかりやすくお伝えできたらと思い3つに絞ってみました。最後まで読んでいただければこれからやらなければいけないことが見えてくると思います。
目次
①情報はシンプルに!!他人の知識は無責任。ミラートレードは破滅の道!!
- 本日の指標と経済イベントを確認
- 日経・米株・ゴールド・仮想通貨のチャートを確認
- 今注目の要人の発言や本日の行動をチェック
②全部勝てるわけがない!!天井も底も分からないのは当たり前!
- 自分の生活スタイルに合ったトレードをする
- 見逃すことを覚える
- 分割でエントリーする
③逆張りやナンピンの恐ろしさを理解していないと退場につながる!!
- ナンピンと逆張りはよくエントリーポイントを精査する
- シナリオをいくつか用意しておく
- 出口戦略を考えておく(損切りと利確ポイント)
FX初心者がやりがちなこと・落とし穴と対策


①情報はシンプルに!!他人の知識は無責任。ミラートレードは破滅の道!!
初心者の頃ってビギナーズラックみたいななぜかどんどん利益とれたり、自分が思った通りに相場が動いたりして、もしかしたらFXで大金稼げるかも!!とか簡単に稼げるから会社辞めようかな、、、とかなんだか根拠のない自信に満ち溢れてしまうんですよね。
私も何から分析したらいいか分からないまま相場に入ってみてニュースや指標発表の時にギャンブルトレードしたり、、、FX配信者やXを見て他人の言葉を鵜呑みにしてエントリーしたり、その日その場のトレードばかりしていたと思います。
しかし、これではいつ資産を失うか分からない。その場しのぎの稼ぎ方をやめてしっかりと結果の出るトレードをしたい。と本気で思うようになりました。
まずはたくさんの情報を得ることをやめました。SNS社会、たくさんのニュースや個人の意見も含め検索したら無限に出てきます。しかしそれは正しい情報であっても後出しの情報なのです。
私たち個人投資家は大口がどう動くのか、社会がどこに向かっているのかを、自分なりに根拠を持ってシナリオを組まなければなりません。



結局シンプルが最強!!他人に左右されないようにね!
私は今ではほとんどXなど個人の発信は見ていません。日々の情報ツールはこれだけです。
- 本日の指標と経済イベントを確認
- 日経・米株・ゴールド・仮想通貨のチャートを確認
- 今注目の要人の発言や本日の行動をチェック
初めの頃は確認することが多く感じますが、情報は全部紐づいているので逆に把握していないと納得してポジションを持つのは難しいと思います。


①の本日の指標に関しては各証券会社のお知らせで確認できます。経済イベントというのは直近で言うと関税が発動する日や、ゼレンスキーさんとトランプさんの会談などがありました。
②は毎日確認しやすいように1画面に4つチャートを表示することができる証券会社ですと簡単に確認できます。
③は今でいうとトランプさんの発言で世界が左右されています。これは変わりゆくもので、トランプさんの任期も終わりがありますし、例えば急に戦争や災害など大きなことがあればその国の要人の発言も確認します。
FXはたくさん稼げていた人もいつの間にか退場していく世界です。他人のエントリーを真似することはリスクが大きいのです。



他人のエントリーを真似してトレードすることをミラートレードというよ!とても危険なトレード手法だと思うよ。
②全部勝てるわけがない!!天井も底も分からないのは当たり前!
FXを初めて数日後、負け始めて焦って損切り、ビビり利確を繰り返し、大きく負けて小さく勝つ負のループに陥りました。
利益が出てもすぐに利確して、損失を抱えた時はなかなかポジションが切れずにお祈りトレード、、、大きい含み損を抱えてやっと損切り、、、これを小利大損といいます。



たくさんの時間を費やしてトレードした利益を1日で失ってしまう、コツコツドカンは避けたいよね。
少しでも損はしたくない。その心理が結局は大きな損につながります。
頭としっぽはくれてやれ。投資にはそんな合言葉のようなものがあります。利益を全部とること自体難題なことなのです。
私はコツコツドカンで資金を失うことを何度か繰り返し、毎日チャートを眺めていた時間や大きく勝てた時も無駄にしてしまったと深く落ち込みました。正直もう向いていないからやめてしまおうとまで思いました。
たくさんの投資の本を読み、生き残っている人は毎回勝っている訳ではないことを知りました。損も原因を突き止め一つの材料にすることができます。
全部勝てるなんてできないと割り切ることが損小利大には必要なことだと考えを改めました。


私が見直したことはこの3つです。
- 自分の生活スタイルに合ったトレードをする
- 見逃すことを覚える
- 分割でエントリーする



一旦見直すためにも自分の癖や投資状況をノートに書き出してみよう!
①人間の集中力にも限界があります。生活もありますし、ずっと相場を眺めていているわけにはいかない人がほとんどでしょう。長期が向いているのかスイングで数日持つのか、秒スキャで相場が大きく動く時だけポジションを持つのか。自分がしっかりと相場に向き合える時間やリズムを見つけることは誤ったエントリーを回避することにつながります。
②人は大きく物事が動くと焦ったり動揺したりします。急に上昇したら置いてかれないようにロングしてしまったり、急落していく時も落ちていくナイフを掴んで底でショートしてしまったり。分からない時や根拠がない時は一度静観して見過ごすこともエントリーと思うことにしました。
③損失が出たときに取り返したいという気持ちから、注文可能なロットをMAXでエントリーしていました。ロットは分割で少しずつエントリーをする癖をつけ感情的にならないようにすることを心がけました。
これらを徹底してから自分のエントリーの仕方が変わりました。投資ルールを決めていないと投資は上手くならないとつくづく思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。少し詰め込みすぎかな?と思うので少し小休止してくださいね。


③逆張りやナンピンの恐ろしさを理解していないと退場につながる!!
先ほど落ちているナイフは掴むなとか言いましたが、では落ちていく時に買ったらいいのでは??と思った私は急落しているときにロングをしたりする逆張り手法をよくするようになりました。
指標の時も大きく上昇したところを売ったり初めは利益が出たりしてすごい手法だと思っていました。
しかし相場は思ったよりも動くことがある。たった2日で4円落ちていったり、上がったり。為替介入ではいっきに10円以上動いたりします。
思ったより落ちてしまい損切りが遅れて含み損を抱え、ナンピン(難平)してなんとか助かる。そんなことを繰り返していました。



ナンピンとは困難を平らにして平均をとっていくという意味からきています。言葉の意味を知るとさらに知識が深まるよ!
しかし逆張りとナンピンをしても二度と戻ってこない相場もあります。自分の投資用ではない資産を入金し、注文可能なロットをMAXで張って助かろうとすると二度とその価格にならないときに証拠金不足で強制決済されることがあります。
これで何人も退場していく人を見ました、、、
下手なナンピンはすかんぴん(下手なナンピン買いをすると損が膨らむだけ)という相場格言があります。なんとなくポジションをとるということをやめて以下のことを徹底しました。
- ナンピンと逆張りはよくエントリーポイントを精査する
- シナリオをいくつか用意しておく
- 出口戦略を考えておく(損切りと利確ポイント)
これは詳細を上げなくても理解していただけると思うので、とにかく俯瞰して相場を見ることが伝わってほしいです。
特に③を決めておかないと損切りできないまま何日も含み損を抱えて大きい損切りをすることになります。負けたっていいんです。とにかく損を小さくする。損切り貧乏にならないように、相場がどっちに向かっているのか根拠を持ってエントリーする。
次回のブログではチャートについてお話しできたらと思います。
最後になりますが、すぐには結果に結びつかないこともあります。しかしどんな商売も日々積み重ねて努力すると必ず日の目を浴びる日がきます。
数字は嘘をつかない。
来週の相場も楽しみです。



最後まで読んでいただきありがとうございました。
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