🗓 【2025年11月第3週目】|11/17〜11/21 今週のマーケットノート

11月第3週(11/17〜11/21)の重要経済イベントと主要指標スケジュールをまとめたアイキャッチ画像です。

現在アメリカでは政府機関の一部閉鎖が続いていましたが、解除後も一部の統計には遅延やデータ欠落の可能性が残っている状態です。
そのため、予定されている指標(FOMC議事要旨、住宅関連、雇用関連など)が実際に発表されるかどうか事前チェックが必須となります。

今週は 米FOMC議事要旨、米住宅関連、欧州インフレ系指標、日本のGDP速報 など、景気の方向性を判断する重要イベントが集中しています。

日本・欧州・英国・オセアニアは通常通り発表予定で、米指標が揺れやすい分、非米の材料が相場の主役になる時間帯も多い週です。

前週に雇用関連の遅延が続いたこともあり、市場は“データ不足相場”に敏感化
米指標が出る/出ないだけでドルが急反応しやすいため、週を通してポジション管理に注意が必要です。


目次

🌎 グローバル市場の注目テーマ

✅ 米FOMC議事要旨で利下げペースや内部議論を確認
✅ 住宅関連データで景気の底堅さを検証
✅ 日本は7–9月期GDP速報が主役
✅ 欧州はHICP(インフレ)改定値がカギ

🗓 週間まとめ

  • 米国:FOMC議事要旨、住宅指標、対米証券投資など要人級イベントが多い
  • 日本:7–9月期GDP(速報)が景気判断の基準に
  • 欧州:HICP改定値や景気指数でインフレモメンタムを確認
  • 豪州:RBA議事要旨が金融政策の手がかりに

🔽 11月17日(月)

★★★ 🇯🇵 7–9月期 実質GDP(速報値・前期比/年率)08:50


🔽 11月18日(火)

  • ★★ 🇦🇺 RBA議事要旨(11月) 09:30
  • ★ 🇺🇸 輸入物価指数(10月 前月比) 22:30
  • ★ 🇺🇸 輸出物価指数(10月 前月比) 22:30
  • ★★ 🇺🇸 NAHB住宅市場指数(11月) 24:00
  • ★★ 🇺🇸 8月製造業新規受注(前月比) 24:00
  • ★★ 🇺🇸 対米証券投資(9月) 30:00
  • ★★ 🇺🇸 対米証券投資(短期債除く) 30:00

🔽 11月19日(水)

  • ★★ 🇯🇵 機械受注(9月)08:50
  • ★★ 🇬🇧 CPI / RPI(10月)16:00
  • ★★ 🇪🇺 建設業生産(9月)19:00
  • ★★ 🇨🇦 CPI(10月)22:30
  • ★★ 🇺🇸 週間原油在庫 24:30

🔽 11月20日(木)

  • ★★★ 🇯🇵 7–9月期GDP(速報) 08:50
  • ★★ 🇦🇺 雇用統計(10月)09:30
  • ★★ 🇬🇧 公共部門ネット負債(10月)16:00
  • ★★ 🇪🇺 HICP(改定値)18:00
  • ★★ 🇺🇸 新規失業保険申請件数(前週)22:30
  • ★★ 🇺🇸 フィラデルフィア連銀指数(11月)22:30

🔽 11月21日(金)

  • ★★ 🇬🇧 小売売上高(10月)16:00
  • ★★ 🇪🇺 消費者信頼感指数(速報)0:00
  • ★★ 🇺🇸 住宅着工件数 / 建設許可件数(10月)22:30
  • ★★ 🇨🇦 卸売売上高(9月)22:30

🔥 今週のポイント

アメリカの政府閉鎖は解除されたものの、
統計作成部署の遅れが残っており、指標が当日“発表されない可能性”もある。

そのため、
予定されている指標の有無を当日必ず確認すること
重要指標が欠落した場合も、市場が“欠落リスク”だけで荒れる可能性がある
ドルの急変動に要警戒(特に住宅・物価・雇用系)

CPIやPPIがない週でも「FOMC議事要旨 → 金利反応 → 為替」の流れは大きく動くため、
週後半のポジションは特に慎重に。


参考リンク


11月第3週(11/17〜11/21)の重要経済イベントと主要指標スケジュールをまとめたアイキャッチ画像です。

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この記事を書いた人

現在、保護猫2匹と都内で暮らしています。
18歳で美容業界に就職して社会に出た後、5年ほど日本を離れ海外で生活。
会社員を辞め日本を離れ、より「お金と自由」の関係に強い関心と責任を持つようになりました。
2020年のコロナショックをきっかけに、株・為替・仮想通貨、そして地政学や経済の学びを本格的にスタート。
そんな私が、このブログでは今までの経験を活かし投資や経済の知識を、日々の生活や将来設計に役立てられるよう発信しています。
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