2025年8月29日、インドのモディ首相が来日。日本との防衛協力に意欲を示す共同宣言が発表されました。
これ、単なる外交イベントじゃなくて、今の世界の危うさを際立たせる重要なサインだと思うんです。
今回は私の気になる直近の緊張感のある世界情勢ニュースを整理し、今後の動向を考えてみました✍️
①モディ首相の来日と共同宣言の中身
- 来日(8月29〜30日):15回目となる日印年次会談が東京で開催されました。プレス情報局+3外務省+3The Times of India+3
- 共同宣言:防衛分野を含む新たな「10年ビジョン」や「安全保障協力の共同宣言」が合意に。共通の価値観と平和の秩序を目指す姿勢が強調されました。The Economic Times+1AP Newsインド首相官邸
- 投資面も拡大:日本からインドへ10兆円規模(約680億ドル)の民間投資が見込まれています。毎日新聞+2毎日新聞+2
②九州への長距離ミサイル配備で“やばい”感が増す
- 防衛省は2027年度までに、敵基地反撃能力をもつ**長射程ミサイル(スタンド・オフ・ミサイル)**を南西地域に配備予定と発表。宮崎県えびの駐屯地や熊本にも配備計画あり。TBS NEWS DIG+2毎日新聞+2
このニュース、日本国内でもかなりセンセーショナルなニュースで、「軍事が静かに動き始めてるな」という印象を強くさせます。
③中国・北朝鮮・ロシア・インドとの関係:緊張の高まり
- 中国の外務次官は、北京で9月3日に実施される抗日戦争勝利記念行事について記者会見し「台湾の中国復帰は第2次大戦勝利の成果だ」と発言。中国は台湾統一への姿勢を再び明確にする発言を展開。ガーディアン
- ロシアのプーチン大統領は中国国営メディアの書面インタビューで、日本を名指しして第2次大戦の歴史を歪曲していると非難しました。中国とロシアが歴史問題で共闘する姿勢を鮮明にした形です。
- インドは国境紛争などで中国に強い不信感を抱きつつも、経済や国際枠組みでは協力を続ける“両睨み外交”を展開しています。
④第三次世界大戦に向かってる…?投げかける問い
防衛協力強化、ミサイル配備、米中ロ印の関係再編…これ、もしかして小さな国際的“火種”がどんどん固まっている状況なのでは?
軍事のざわつきを感じると、つい「第三次世界大戦」の文字が頭をよぎります。
ロシア、ウクライナ戦争により一気に世界大戦の可能性が上がったと感じています。
しかし、トランプ大統領の計らいで戦争は終結に向かっているようにも思います。
平和に進んでいるように見えて、進められる防衛。
方向性が曖昧な今の世界こそ、最も怖いのかもしれません、、、
まとめ:静かな緊張はいつ爆発してもおかしくない
ウクライナとロシアの戦争はトランプ大統領の影響で収束の兆しを見せつつありますが、その一方で、中国が台湾に手を伸ばす可能性は日に日に高まっています。
さらに日本では、九州を中心に長距離ミサイルを配備するという、戦後初めての動きが進んでおり、国民にとっても「防衛」の域を超えた現実感を伴う局面になりつつあります。
こうした中、経済発展と軍事力で存在感を増すインドが日本との防衛協力を強化するというのは、東アジアだけの話にとどまらず、**「アジア全体の新しい緊張軸」**を浮き彫りにしています。
つまり、いま世界は「冷戦の再来」ではなく、多極化した緊張が同時多発する時代に突入しました。
トランプ大統領の力で一時的に戦火が収まったとしても、中国やインドの動き、そして日本自身の軍備強化によって、新たな火種が近い将来に噴き出す可能性を否定できません。
私たちが直面しているのは、局地的な戦争や対立ではなく、世界の勢力図そのものが再編される分岐点なのだと思います。
世界情勢は経済に直結していきます。このブログでは引き続き速報でまとめていきます✍️
参考ニュース
- Reuters:Japan, India to deepen security, economic ties amid U.S. tariffs
- The Guardian:India’s Modi to meet Xi and Putin on first China trip in seven years
- Economic Times:India & Japan seal 12 pacts, Vision Plan
- 毎日新聞:日印首脳会談 インドに10兆円規模の投資へ
- AP News:India’s Modi signs security pact with Japan on Tokyo visit
- 外務省:日印首脳会談(2025年8月29日)

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